初音未来V4中文版でグローバル化のすごさを改めて思い知る
先月、ついにというか、中国語版初音ミク、もとい、初音未来が発売となった。
彼の国にももちろんフアンは多いわけで、あの10億人市場にミクさんがいよいよ本格参入することには、期待をせずにはおれない。
上の曲「初嵐」はDECO27兄貴の曲だが、中国生まれのPや曲が、新たなシーンを盛り上げてほしいものだ。
ちなみに初音未来は、ミクの音声を中国語に対応させただけでなく、イラストなどヴィジュアル面でも、ローカライズがきちんとされている。腕まわりなど、ところどころにチャイニーズテイストが入っているのだ。
これはグローバル化として非常に正しい。
かつて日本の企業は「俺たちはいいもの作るから、グダグダ言わずに買えよ」的な発想で、ローカライズを基本的に無視して大失敗した。その点、クリプトンフューチャーはわかってらっしゃる。現地のニーズに合わせたミク(未来)さんを、きちんとこしらえた。
ちなみに、「初嵐」の曲は、ラックスのCMソングとして使われてるとのこと、
https://www.weibo.com/1997748453/FiATbqpSC?type=comment
ヨーロッパ企業の商品を中国大陸で販売するのに、日本のミクさんが一役買う。
これをグローバル化と言わずして何というのか。